Cases事例紹介

株式会社フォーシーズン

「もう日本人採用だけでは限界がある」

異業種から介護の世界へ。試行錯誤の末に辿り着いた、外国人人材と共生する持続可能な施設運営の形

  • 介護
  • 特定技能
  • インドネシア

企業様情報

企業名 株式会社フォーシーズン
所在地 愛知県名古屋市
業務内容 介護付き有料老人ホーム、グループホームの運営
登録支援機関 オーシャンロード協同組合

企業様インタビュー

代表取締役:田中崇様、事業部長:田中聡様

まずは、御社の歩みについて教えていただけますか?

私たちの創業は2012年12月で、現在14年目を迎えています。もともとは私自身、飲食業界の出身で、介護については全くの「異業種」からのスタートでした。事業の柱をもう一本作りたいと考え、まずはデイサービスから始めたのですが、利用者様の獲得や入れ替わりに伴う営業活動に非常に苦戦した時期がありました。

デイサービスは地域の方々に選ばれ続けなければならず、常に新規の獲得に奔走しなければなりません。そうした運営の難しさを痛感する中で、「より安定した運営を目指すには、入居型の施設経営が必要だ」と考え、現在の介護付き有料老人ホームを立ち上げました。当初は右も左もわからない状態でしたが、フランチャイズの力を借りながら、一歩ずつ現場のノウハウを積み上げてきたという経緯があります。

外国人人材の受け入れを決めたきっかけは何だったのでしょうか。

一言で言えば、「日本人採用の限界」です。施設を新設した当初、多額のコストをかけて正社員向けの求人を出しましたが、応募が一件も来ないというショッキングな出来事がありました。近隣の方からの紹介や派遣なども利用しましたが、1〜2ヶ月で辞めてしまうケースも多く、常に人材不足の不安がつきまとっていました。

そんな時、周囲の施設経営者仲間が少しずつ外国人人材を入れ始めていたんです。正直、最初は不安もありました。利用者様はご高齢の方々ですので、外国の方に馴染みがないのではないか、コミュニケーションは大丈夫か、と。しかし、背に腹は代えられない状況もあり、「まずは一人、試しに来てもらおう」と決断しました。

実際に受け入れてみて、どのような印象を持たれましたか?

最初に来てくれたフィリピンの子が、本当に素晴らしかったんです。その子の印象が非常に良く、働く意欲も非常に高かった。そこから二人、三人、四人と増やしていき、現在はインドネシアの方も含め、スタッフの約半分が外国人人材という状況です。

彼らを見ていて感じるのは、日本人よりも「働く意欲」が強いということです。もちろん、慣れてくると個々に課題が出ることもありますが、それは日本人でも同じこと。しっかり話を聞いてあげれば、彼らは本当によく頑張ってくれます。最近では、より深いコミュニケーションが求められるグループホームにも配置していますが、明るく接してくれる姿に利用者様も安心されています。

定着のために工夫されていることはありますか?

特別なことをしているわけではありませんが、「話を聞いてあげること」を何より大切にしています。給与制度など、彼らにとって難しい仕組みについては、質問があれば一つひとつ丁寧に答えるようにしています。

また、住環境の整備にも気を配っています。各部屋にエアコンを設置したり、定期的に様子を見に行って必要なものがあれば足してあげたり。昨年は、コロナ禍で控えていた飲み会を開催したのですが、これが非常に好評でした。若い彼らにとって、自分たちのためにそうした場を提供してもらえることが、とても嬉しかったようです。

あとは研修面ですね。資格取得に対する彼らの意欲は非常に高いです。介護福祉士などの資格を取れば、日本に長く残れるチャンスが広がる。会社としても、シフトの調整や費用の支援など、彼らのキャリアアップには最大限協力したいと考えています。

キャリアカラーズ(オーシャンロード)の支援について、率直な感想をお聞かせください。

何社かお付き合いがありますが、キャリアカラーズさんが一番丁寧だと感じています。担当の稲吉さんはヒアリングが非常にしっかりしていて、こちらの希望や状況をよく理解した上で動いてくれます。

良いことだけでなく、ダメなことはダメだとはっきり注意してくれる。そうした姿勢があるからこそ、会社と人材の間で風通しの良いコミュニケーションが取れています。何よりレスポンスが早い。書類の提出期限なども含め、当たり前のことを当たり前に、かつ迅速に対応してくれるので、経営者としては非常に助かっています。他社では「今日中に」と言ったことが何日も放置されることもありましたが、そうしたストレスが一切ありません。

今後の展望について教えてください。

将来的には、グループホームを10拠点ほどまで拡大したいと考えています。現在はM&Aなども積極的に検討しており、ますます事業を広げていく方針です。
※このインタビューは2026年3月に実施しました

外国人材インタビュー

オベット・ウィルダンさん

介護スタッフ

  • 特定技能
  • インドネシア

「日本の高齢者の生活を支えるプロになりたい」

日本に来ようと思った理由を教えてください

もともと日本の国にとても興味がありました 。日本はすごく綺麗な国だというイメージを持っていて、いつか行ってみたいと思っていたんです 。また、家族のためにお金を稼ぎたい、自分の将来のためにお金を貯めたいという気持ちもあり、7年前に来日を決めました 。

これまでの経歴と、今の仕事内容を教えてください

最初は福岡県に5年間住んでいました 。技能実習生として5年間の経験を積み、その後、特定技能のビザに切り替えるタイミングでこちらの施設へ来ました 。 現在は、利用者様の食事介助、入浴介助、トイレ介助といった生活サポートのほか、日々のコミュニケーションを大切に仕事をしています 。

介護の仕事に対して、どのような思いを持っていますか?

介護の仕事はとても面白いと感じています 。私は小さい頃から、家でおじいちゃんやおばあちゃんと一緒に住んでお世話をしていたので、高齢者の方と接することには慣れていました 。 日本でもっと長く住みたいと考えているので、この仕事は自分にとってチャンスが多いと感じています 。

これからの目標は何ですか?

「プロの介護スタッフ」になることが目標です 。日本の高齢者の生活をしっかり支えられるようになりたいですね 。 そのために、実務経験が3年になる再来年には「介護福祉士」の国家試験を受けようと計画しています 。合格に向けて、今から毎日一生懸命日本語を勉強しています 。

※このインタビューは2026年3月に実施しました

ミタフル・ラフマンさん

介護スタッフ

  • 特定技能
  • インドネシア

建設業界の実習生から介護の世界へ特定技能で――日本での新しい挑戦

再来日された経緯を教えてください

以前は宮城県で3年間、技能実習生として建設(足場)の仕事をしていました 。一度インドネシアに帰国しましたが、昨年7月に高校時代から付き合っていたウィルダンと結婚し、彼と一緒に暮らすために昨年11月に再び日本へやってきました 。

初めての介護の仕事はいかがですか?

介護の仕事は始めてまだ4ヶ月ほどで、毎日が新しいことの連続です 。以前の仕事とは全く違うので最初は大変でしたが、今は一生懸命仕事を覚えている最中です 。 特に気をつけているのは、利用者様から目を離さないことです 。少しでも目を離すと転倒などの事故につながる恐れがあるため、常に注意深く見守ることを意識しています 。

日本での生活で楽しみにしていることはありますか?

インドネシアには雪がないので、雪を見るのが楽しみです 。宮城にいた頃はたくさん降って驚きましたが、こちらでも雪が降ったらたくさん写真を撮りたいですね 。 また、いつか富士山を見に行きたいと思っています 。河口湖の近くなど、綺麗な景色が見える場所に行って写真を撮るのが夢です 。

今後の意気込みを聞かせてください

まずは日本語をもっと上手になって、スタッフや利用者様としっかりコミュニケーションが取れるようになりたいです 。 夫であるウィルダンと一緒に、日本の介護現場で頼りにされる存在になれるよう頑張ります

※このインタビューは2026年3月に実施しました
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